股関節が痛む、歩くと痛い!変形性股関節症の治療とセルフトレーニング:神戸住吉の整体院が解説

神戸市住吉にお住いの変形性股関節症でお悩みの皆様へ

 

こんにちは!

神戸市東灘区の整体&身体に痛みや不調がある方の為のパーソナルトレーニングジム

ホリスティックボディケアです。

今回の記事は柔道整復師の川西が担当します。

2023年2月21日更新

整体

変形性股関節症でお困りの方へ、

その原因とセルフケア、治療法等を紹介していきたいと思います。

 

まずはその痛みの原因やメカニズムを知ることから始めてみましょう。

 

股関節が痛む!歩くとつらい!変形性股関節症って?

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変形性股関節症は、股関節の軟骨の劣化によって引き起こされる関節疾患です。

 

股関節は、大腿骨の頭部が骨盤の窩に収まる球関節であり、

この関節が動くことで、人体の上半身を支え、歩行をサポートしています。

 

しかし、加齢や過度の使用などの原因で、股関節の軟骨が劣化し、

骨が直接接触することで痛みや腫れが引き起こされることがあります。

 

変形性股関節症の主な症状は、股関節周辺の痛みや不快感、

歩行時の不快感や困難、膝や腰の痛み、腫れ、または局所的な熱感などです。

 

この症状が進行すると、股関節の可動域が狭くなり、歩行や日常生活に支障をきたすことがあります。

 

股関節の変形は、

文字の通り、

股関節の関節にある軟骨が変形したり

関節自体に破壊がおこってしまっている状態です。

 

股関節の前や中の部分に、

痛みを感じたり、

股関節の可動域が減少するため、

しゃがめない、かがめないなどの症状を訴えられる方が多いです。

 

歩くときには

変形によって脚の長さにも差が出来てしまうため、

膝や腰に負担がかかり、

腰痛や膝痛を訴えられて【整体】を希望されて来院されます

 

生まれつきの症状でもある【先天性股関節脱臼】

生まれつき股関節のカップの部分の形に問題がある【臼蓋形成不全】

お酒を飲みすぎたり、ステロイド剤の使用後、細菌感染性の【大腿骨頭壊死】などから

症状がひどくなっていき

変形性股関節症へと進行してしまうといわれています。

 

変形性股関節症の治療法は、症状の軽減や進行の抑制が主な目的です。

初期の場合は、薬物療法やリハビリテーション、

温熱療法などが使用され、重度の場合は人工関節置換術が選択肢になることがあります。

手術は最後の手段であり、手術後も適切なリハビリテーションが必要です。

 

変形性股関節症の発生原因は

変形性股関節症は、股関節の軟骨の劣化によって引き起こされる疾患であり、

以下のような原因が関連していると考えられています。

  1. 加齢:年齢とともに股関節の軟骨は劣化し、症状が現れやすくなります。
  2. 遺伝的要因:遺伝的な要因がある場合、変形性股関節症のリスクが高くなります。
  3. 過剰な運動や負荷:長時間の運動や過剰な負荷をかけることで、股関節の軟骨がすり減り、劣化することがあります。
  4. 肥満:肥満の人は、体重が股関節にかかる負荷が増えるため、股関節の軟骨の劣化が進むリスクが高まります。
  5. 姿勢の悪さ:姿勢が悪いと、股関節にかかる負荷が増えるため、股関節の軟骨の劣化が進む可能性があります。
  6. その他の疾患:股関節の疾患や痛みを引き起こす他の疾患(例:関節リウマチ、変形性膝関節症など)がある場合、変形性股関節症が進行するリスクが高くなることがあります。

変形性股関節症の一般的治療法は

変形性股関節症の治療法には、非薬物療法、薬物療法、手術療法があります。以下に詳細を記します。

  1. 非薬物療法
  • 物理療法:温熱療法や電気療法、マッサージ、ストレッチングなどの物理療法が行われることがあります。これらは、痛みを軽減し、筋力や関節可動域を改善することを目的とします。
  • 運動療法:理学療法士、トレーナーの指導の下、適度な運動を行うことが推奨されます。運動により筋力や関節可動域が改善されることで、痛みの軽減や日常生活の改善が期待されます。
  • サポート:杖や歩行器、膝サポーターなどのサポートを使用することで、股関節にかかる負荷を軽減し、痛みを軽減することができます。
  1. 薬物療法
  • 鎮痛剤:アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛剤が用いられます。
  • 経口軟骨修復剤:グルコサミンやコンドロイチンなどの軟骨修復剤が用いられます。これらの薬剤は、軟骨の成分を補うことで、炎症や痛みを抑え、軟骨の修復を促す効果が期待されます。
  1. 手術療法
  • 人工股関節置換術:重症の変形性股関節症では、人工股関節置換術が選択されることがあります。手術によって、股関節を人工の関節で置き換え、痛みや日常生活の改善を図ります。

姿勢と変形性股関節症との関係

ホリスティックボディケア施術

骨盤角度と変形性股関節症の関係については、研究が進み、

臨床の現場では骨盤角度と変形性股関節症の関係性については以下のような報告があります。

一部の研究によると、後傾した骨盤角度が変形性股関節症のリスク因子となる可能性があるとされています。

 

後傾した骨盤角度は、腰部の筋肉の緊張や、

裏ももお尻の筋力低下によって、引き起こされることがあります。

この状態では、腰椎や骨盤が後方に傾いて、股関節に負荷がかかります。

そのため、骨盤角度と変形性股関節症の発症には関連がある可能性があります。

 

股関節の変形を起こさないためには骨盤の位置を整えよう

股関節ポジション

先ほど書いたように後傾骨盤は股関節の大腿骨頭との相性が悪く、

股関節のカップ部分と、骨頭部分のかみ合わせが悪くなってしまいます。

 

かみ合わせが崩れると、

股関節の偏った部分にばかり負荷がかかり続けます。

 

そこが変形を起こしたり、骨棘を作ったりして、

痛みや可動域制限の原因となってきます。

 

変形性股関節症の方は、

骨盤後傾が多いので、

お尻の筋肉も少なくなってしまいより安定感が無くなってしまいます。

 

膝が伸びなくなって、

膝痛や腰痛も引き起こすので、

この骨盤角度の修正はとても大切です。

 

そこで、骨盤を「整体」やトレーニングで前傾位置へ持っていく事で、

骨頭をきれいにおおえるようにして負荷を分散してあげるの事が大切になってきます。

こうすることで、変形の進行を抑えることができ症状の進行もコントロールできるようになっていきます。

 

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ホリスティックボディケアでできる変形性股関節症の治療法

ホリスティックボディケアでは

手術は避けて保存療法を考えられている方へ

【整体とパーソナルトレーニング】を組み合わせた施術を得意としています。

 

手術を行わないで、

保存療法を行うと決めたら、

まず大切なのが、

股関節のポジションづくりと

筋肉による股関節の安定性を作ることです。

 

 

実際変形を起こしてしまっている部分に関しては、

形を元に戻していく事はできませんので、

治療は進行を抑えて痛みを除去していく事が目標になります。

 

そのためには、

骨盤の角度はもちろんのこと、

それが崩れる要因となった腰椎の可動域やねじれの調整、

足関節の安定や可動域の回復、

上半身と下半身の連動などを取り戻していかなければいけません。

 

変形性股関節症の患者さんは、

かなり身体が固く、筋肉も動きが悪くなっているので、

マッサージではなかなか緩みにくくなっています。

 

そこで、「神経」をリラックスさせ、

神経から筋肉を弛緩させるようにこのような整体で治療していくのがおすすめです。


筋肉の緊張の原因を神経から緩めていくので、

より深く芯から整え緩めていく事が可能です。

かなりソフトな刺激で身体はゆるみ変化していきます。

 

痛みに敏感な方や、

マッサージ後に揉み返しやだるさが出る方にもおすすめの整体法です。

 

変形性股関節症が進行するとどうなるの?

 

股関節の可動域制限がおこり脚が開かなくなったり、しゃがめなくなったりします。

痛みによって歩行が難しくなったり

ひどく進行してしまうと日常動作にも支障をきたすこともあります。

 

股関節の破壊によって炎症が起こりお尻に痛みが出たり

脚の方への放散痛や膝痛などの関連痛も引き起こしたりします。

 

整形外科では、

変形のひどい場合や、

痛みがひどい場合は

人工股関節をいれる手術が行われます。

 

人工股関節の手術も最近ではかなり身体の負担も減ってきているようで、

手術翌日からすぐリハビリも行えるほどのようです。

 

実際当院では、両股関節に人工股関節を入れられている方がトレーニングされており、

正しい身体の動かし方を学ばれています。

 

変形性股関節症の方のトレーニングで大切な事

筋肉を鍛える時に大切なのは、

股関節や身体がズレたまま鍛えないということです。

 

ズレた状態でトレーニングしたり運動してしまうと、

股関節に更に負担をかける筋肉のつき方になってしまいます。

 

運動療法をしてさらに変形がひどくなったという方が多くいるので、

本当に注意してほしいです。

 

実際は、骨盤と股関節の角度、

前後左右の筋バランスを確かめながら整えるようなトレーニングが変形予防には必要です。

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内転筋やお尻を鍛えて股関節を安定させていきます。

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股関節だけでなく、肩甲骨やや腰部の動きも大切です。

 

股関節の位置を安定させるトレーニンです。痛みが強い方は無理せず相談してください。

 

これらのトレーニングは、進行防止にも役立ちますし、

手術後のリハビリや、股関節機能向上にもとても大切なトレーニングです。

 

神戸市で変形性股関節症にお困りの方はホリスティックボディケアにお任せください

 

これまで書いてきたように、

変形性の疾患は患部だけを整えても症状が回復することも難しく、

治すというよりは痛みを除去し、進行をコントロールしていく疾患になります。

 

全身から股関節へのストレスを取り除き、

トレーニングで関節の安定性や可動域を取り戻していく事が大切です。

 

お悩みの方はぜひ一度ご相談ください(^<^)

 

皆様のお困りが一日でも早く解消されますように(^<^)
術後のリハビリや、保存療法を考えられている方は、

ぜひホリスティックボディケアの整体とパーソナルトレーニングをお試しください。

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神戸市東灘区の整体&パーソナルトレーニングジム【ホリスティックボディケア】

柔道整復師 川西健太

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