【臨床報告】坐骨神経痛のヨガインストラクター
こんにちは!
神戸市東灘区住吉御影のカイロプラクティック&身体の痛みがある方専門パーソナルトレーニングジム
ホリスティックボディケアです。
今日の臨床報告は「坐骨神経痛」をかかえたヨガのインストラクターさんです。
レッスンを週4回ほど行われているようですが、お尻から太ももにかけての引きつれ感が、
前屈の動作の時に出てしまいます。
ストレッチをしても改善せず、
病院で診察を受けたところ「坐骨神経痛」と診断されたようです。
電気治療とリハビリでは効果が出なく、
当院を友人の紹介でお聞きになり来院されました。
身体を診察してみると、
前屈は手が地面にぺったりとくっつく柔軟性です。
柔軟性があるのに痺れたり痛みがでるってどういうこと?
一般的に痺れを出す坐骨神経痛の原因と考えられているのが梨状筋の緊張です。
しかしこのインストラクターさんは坐骨神経が圧迫されるという、梨状筋の緊張もみられません。
ここから推測すると、原因は????となってしまいます。
そこでもう少し詳しく見てみると、
前屈の時、お尻が後方に逃げてしまっているのです。
ペタッと手は地面についているのですが、
お尻を後ろに引いて見せかけの柔らかさで前屈をしてしまっている状態です。
理想は、
お尻が逃げないでまっすぐ股関節で折りたためているこのような前屈です。
これがどういうことかわかりますか?
坐骨神経痛の症状を引き起こす前屈がある
じつは柔らかいと思っていた、モモ裏の筋肉がとても固くなっており、
それをごまかすために、骨盤を後傾して「見た目だけの」前屈をしていたのです。
そのため、もも裏のハムストリングスが引きつれて痛みが出ていたようです。
このような前屈では坐骨神経自体もけん引されてしなうことがあり、しびれを引き起こしてしまいます。
筋肉の緊張により、
支点が上手く作れず骨盤がずれてしまいストレッチがかからないため、
リハビリなどの効果が見られなかったようです。
当院で坐骨神経痛やその他の痺れに対して行う整体がこちら
そこで、当院は整体による神経機能の調整を行って、
筋肉の緊張を正常にする施術を行いました。
神経の整体はこのように身体の緊張を検査で導き出し、
エラーの出ている神経を整えていく事で、痔びれや痛みなどの症状を改善させていきます。
坐骨神経痛などの痺れ症状に効くトレーニング
そのあと、筋肉が上手く働かなくなった原因ともなる、股関節の可動性を戻すため、
正しい股関節の使い方をトレ―ニングで修正。
このように、
お尻やハムストリングスが機能するように股関節をトレーニングしていきます。
股関節周りの筋肉が正しく働きだすと、
裏もものツッパリ感も落ち着いてきます。
これで、前屈してもらうと、
しっかり痛みが出なくなりました(^<^)
ヨガをされていたり、スポーツジムで運動されている方に多いのですが、
ストレッチをしすぎて筋肉が伸びすぎて収縮できなくなったり、
支点を作れなくなってしまい、関節運動がおかしくなっている方がこのような症状をおこしてしまいます。
ストレッチのし過ぎ(伸びない原因があるのにムリヤリ筋肉を伸ばした後)でおこるよくある症状で、
開脚を無理やりしたり、前屈を無理やりしている方がよくなります。
脚の痺れは、
梨状筋症候群や、
坐骨神経痛など色んな視点から症状を見ることが改善の近道です。
痺れているから○○症候群だ、ヘルニアだ、ではなく
本当に神経からくる痺れなのか、
腰で神経がストレスを感じているのか、
神経自体が引き延ばされて症状が出ているのか、
筋肉の痛みを神経痛としていないか、
自律神経系の症状での血管の異常を痺れとしていないか?
等を踏まえてしっかり観察して、整体、トレーニングしていく必要性があります。
脚の痺れが、長期間治らなくてお困りの方は、
ホリスティックボディケアに一度ご相談ください(^<^)
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