神戸・住吉でスポーツ整体院をお探しの方へ

【神戸・住吉で整体をお探しの方へ】バレエ選手に多い足首の痛みと整体でのケアについて

 

神戸市東灘区・住吉エリアで整体院をお探しの皆さま、こんにちは。

スポーツ選手も通う整体院ホリスティックボディケアです。

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当院では、日常の体の不調からスポーツによる障害まで、幅広いお悩みに対応していますが、最近特にご相談が増えているのが「バレエ選手の足首の痛み」です。

バレエは見た目には優雅で軽やかな動きですが、実際には非常に高い柔軟性と筋力、そして繊細なコントロールが求められます。特に、ポアント(つま先立ち)やジャンプ・ターン動作で酷使される足首には、知らず知らずのうちに大きな負担がかかっているのです。

本記事では、バレエ選手が抱えがちな足首のトラブルの原因や、整体でできる根本ケア、そして神戸・住吉エリアでバレエの身体ケアが得意な整体院の選び方までを詳しく解説します。


バレエによる足首の痛み ― 原因とリスクとは?

バレエダンサーの足首の痛みには、以下のような原因が考えられます。

1. オーバーユース(使いすぎ)

長時間に及ぶリハーサルやレッスンによって、筋肉や腱に疲労が蓄積され、炎症を引き起こすことがあります。

2. アライメント(骨格の配列)の乱れ

足首だけでなく、骨盤や股関節、膝など身体全体のバランスが崩れると、足首への負担が増します。正しいポジションで踊ることが難しくなり、痛みや違和感が出やすくなります。

3. 関節の柔軟性不足・筋力のアンバランス

見た目の柔らかさがあっても、関節の可動域が十分でない場合や、支える筋力が不足していると、足首にかかる負荷が増大します。

4. フォームのクセや誤った体の使い方

踊りの中で無意識に身についてしまった動きのクセが、足首や他の部位にストレスを与えているケースも少なくありません。

こういった原因を放置すると、慢性的な足首の痛みや、腱鞘炎・捻挫の再発・疲労骨折など、より深刻な障害に発展してしまうこともあります。


バレエ選手の足首の痛みに整体が効果的な理由

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「バレエを続けたいけど、足首の痛みが不安…」
「整形外科では異常なしと言われたけど、まだ違和感が残る…」

そんな方には、神戸・住吉エリアの方は当院ホリスティックボディケア整体院でのケアがおすすめです。

整体では、画像診断では見つけにくい身体の微細なバランスの崩れや、筋肉・関節の可動性の低下などを丁寧に評価し、根本的なアプローチが可能です。

整体による具体的なケア内容

  • 足関節の可動域改善
    関節の動きを妨げている筋肉や靱帯の緊張を緩め、滑らかな動きを取り戻します。

  • 骨盤・姿勢バランスの調整
    身体の土台である骨盤の歪みを整えることで、足首への余分な負荷を減らします。

  • 筋膜リリース・トリガーポイント療法
    足首周りだけでなく、ふくらはぎ・太もも・股関節など広範囲の筋膜調整を行います。

  • 再発予防のためのトレーニング指導
    足裏の安定性を高めるトレーニングや、日々のストレッチの方法を丁寧にアドバイス。

これらを組み合わせることで、痛みの緩和はもちろん、パフォーマンスの向上にもつながります


神戸・住吉エリアでバレエに特化した整体院を選ぶポイント

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バレエの動きに精通している整体院を選ぶことが、改善への近道です。以下のポイントを参考にしてみてください。

  • 🔸 バレエ経験者やダンサーへの施術実績がある

  • 🔸 足首や股関節など、バレエ特有のトラブルに対応している

  • 🔸 施術だけでなく、自宅でできるケアの指導もしてくれる

  • 🔸 駅チカ・通いやすい立地(住吉駅周辺など)

神戸市東灘区や住吉周辺には、こうした専門的な整体院もありますので、まずは気軽に相談してみるのがおすすめです。


さいごに 〜あなたの「踊りたい」を全力サポート〜

足首の痛みを抱えたまま踊り続けることは、心身ともに大きなストレスです。
ですが、正しい知識と施術で身体をケアすれば、痛みのない軽やかな動きは必ず取り戻せます

バレエは長く続けられる芸術です。将来のためにも、今のうちからしっかりと体を整え、「ケガをしにくい身体づくり」を始めていきましょう。

神戸市東灘区・住吉エリアで整体をお探しの方は、ぜひ当院までご相談ください。
あなたのスポーツライフがより充実したものになるよう、私たちが全力でサポートいたします。

ここから先は少しマニアックなので興味ある方だけ読んでね

解剖学から見る「足首の痛み」

~バレエ選手の足首には何が起きているのか?~

1. 足首(足関節)の基本構造

足首、正式には**足関節(そくかんせつ)**は、以下の3つの骨で構成されています:

  • 脛骨(けいこつ / Tibia):すねの太い骨

  • 腓骨(ひこつ / Fibula):すねの外側の細い骨

  • 距骨(きょこつ / Talus):足首の中心にある骨で、体重を足裏に伝える重要な骨

この3つが関節を作り、「距腿関節(きょたいかんせつ)」と呼ばれます。

この関節は、足を**上下に動かす動き(背屈・底屈)が主な働きです。バレエで言うポアント(底屈)**の動きや、**プリエ(背屈)**などが該当します。


2. 足首の動きを支える筋肉

足首の動きに関与する主な筋肉は以下の通りです:

【前方】

  • 前脛骨筋(ぜんけいこつきん):足首を背屈させる(つま先を上げる)筋肉

  • 長母趾伸筋(ちょうぼししんきん)・長趾伸筋(ちょうししんきん):足指と足首を伸ばす(背屈)筋

【後方】

  • 腓腹筋(ひふくきん)・ヒラメ筋(合わせて下腿三頭筋):ふくらはぎの筋肉。つま先立ち(底屈)を支える

  • 後脛骨筋(こうけいこつきん):内くるぶしの後ろを通り、土踏まずのアーチを支える

【外側】

  • 長腓骨筋・短腓骨筋(ちょうひこつきん・たんひこつきん):足首を外に動かす(外反)筋肉。ターンアウトの維持に関与

【内側】

  • 長母趾屈筋・長趾屈筋:ポアント時の足指の支え・安定性に必要


3. 靱帯・腱と足首の安定性

バレエの細かく精密な動きにおいて、足首の安定性は非常に重要です。その安定性を支えるのが、以下の靱帯や腱です:

外側靱帯群(足首の捻挫でよく損傷される)

  • 前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)

  • 後距腓靱帯(こうきょひじんたい)

  • 踵腓靱帯(しょうひじんたい)

これらは足首が**内反(内側にひねる)**されるときに損傷しやすく、捻挫の原因となります。

内側靱帯群(デルタ靱帯)

  • 足首の内側を支える強靭な靱帯群。過度な外反時に負荷がかかる

  • 各筋肉の腱は、骨と筋肉をつなぎ動作を伝える役割を持ちます。

  • 長母趾屈筋腱・後脛骨筋腱・腓骨筋腱などはバレエ動作で酷使され、腱鞘炎腱炎の原因になることも。


4. よくある足首の障害とその解剖学的原因

前方の痛み(前方インピンジメント症候群)

  • 踵を深く沈める(プリエ・アラベスクなど)で、脛骨と距骨の前部が衝突

  • 軟部組織が挟まり、炎症・痛みを引き起こす

後方の痛み(ポスタリアインピンジメント)

  • ポアントで深く足首を底屈すると、距骨後方の骨片(外骨)長母趾屈筋腱が衝突

  • 「バレエダンサーの足首の痛み」としてよく見られる

腱鞘炎・腱炎(腓骨筋腱炎、後脛骨筋腱炎など)

  • 過度な使用やアライメント不良で腱に炎症が起こる

  • バレエの繰り返しの動きで発症しやすい

捻挫の後遺症(足関節不安定症)

  • 捻挫後に靱帯が緩んだまま→慢性的なぐらつき

  • 筋力や感覚のリハビリが必要


5. 痛みの原因は「局所だけでない」ことも

足首の痛みは、必ずしも足首“だけ”の問題ではありません。
股関節・骨盤・体幹の安定性が不十分だと、踊っているうちに無意識に足首に頼りすぎてしまい、痛みを引き起こします。

たとえば:

  • 片脚ポーズで軸がブレる→足首に余計な力がかかる

  • ターンアウト不足を足首だけで補う→靱帯や腱に負荷が集中

こうした全身の連動性を考慮したアプローチが、バレエ整体には求められます。


まとめ

  • 足首は骨・関節・靱帯・筋肉・腱が複雑に連携して動いており、どこか一箇所のトラブルでも痛みが出やすい

  • バレエの動きは足首への負担が大きく、インピンジメント・腱鞘炎・アライメントの崩れなどを招く

  • 整体では、解剖学的知識を元に構造的な原因にアプローチし、再発防止まで見据えたサポートが可能

  • 足首の痛みを運動学視点で見る

    ~バレエ動作に潜む「隠れたストレス」とは?~

    バレエは、美しく滑らかな動作の連続ですが、その裏では「繊細な動きのコントロール」と「極端な可動域の使用」が求められます。特に足首(足関節)に関しては、運動学的に見ても非常に負荷が高い部位です。


    1. 足関節の主な運動方向とその役割

    足関節(特に距腿関節と距踵関節)は、以下の動きを担います:

    ▶ 底屈(plantar flexion)

    • つま先を下に向ける動き(ポアント)

    • バレエにおいては最も多用される

    • 主働筋:腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、長母趾屈筋 など

    • 過度な底屈でインピンジメントや腱の摩擦が起きやすい

    ▶ 背屈(dorsiflexion)

    • つま先を上に引く動き(プリエやジャンプの踏切など)

    • 主働筋:前脛骨筋、長趾伸筋 など

    • バレエではこの動きが制限されやすく、代償動作が出やすい

    ▶ 外反・内反(回外・回内)

    • 足部を内外にねじる動き(ターンアウトや着地時のバランスに関与)

    • バレエでは“ターンアウト”を骨盤から出すのが基本だが、
      足首で代償してしまうと内反捻挫やアライメントの崩れが起きる


    2. 足首にかかるストレスと筋の収縮様式

    ▶ アイソメトリック収縮(等尺性収縮)

    • 例えば、ポアントで止まってバランスを取るとき。

    • 筋肉は動かないが、持続的な緊張が続く → 筋疲労や腱の炎症の原因に。

    ▶ コンセントリック収縮(短縮性収縮)

    • プリエからジャンプへ移るときの底屈動作など。

    • 腓腹筋・ヒラメ筋などが収縮し、力を発揮 → アキレス腱周辺に負荷

    ▶ エキセントリック収縮(伸張性収縮)

    • ジャンプの着地時や、ポアントから降りるとき。

    • 筋肉が引き伸ばされながら力を発揮 → 筋損傷や筋肉痛の原因になりやすい

    バレエでは、足関節に対してこの3種類すべての筋収縮が頻繁に使われます。特に、エキセントリックな制御動作(優雅に降りる、コントロールする)を繰り返すことで、腱や筋の微細な損傷が蓄積され、慢性の痛みへとつながるのです。


    3. バレエ動作特有のアライメント負荷

    運動学の観点から見ると、バレエでは「正常な運動連鎖」から逸脱する場面が少なくありません。

    たとえば:

    🔸 ターンアウトでの誤った動き

    本来は股関節から回旋すべきところを、膝下や足首で無理に外旋 → 足部にねじれストレスが集中

    🔸 プリエやジャンプの着地での膝の位置

    膝が内側に入る(ニーイン)と、足首が過度な内反に入りやすく、靱帯損傷のリスクが上がる

    🔸 ポアントでの立ち方

    足のアーチが潰れていたり、距骨が正しい位置にないと、距骨下関節がロックされてしまい痛みの原因に


    4. 重心・床反力と足首のコントロール

    バレエのステップはすべて「重心移動」と「床反力」をコントロールすることで成り立っています。

    • 重心が外に逃げる → 外側の腓骨筋に過負荷

    • 床からの反力を受け止められない → 着地時に足首がグラつき、靱帯損傷や筋損傷のリスク大

    運動学ではこのように、「力の流れ(キネティックチェーン)」を意識することが、痛みの発生メカニズムの理解にとても重要です。


    5. 運動学的視点での改善アプローチ(整体やリハビリ)

    整体やリハビリにおいては、運動学的分析をもとに以下のようなサポートが行われます:

    • 関節可動域の確認と調整
      → 足関節の背屈・底屈制限、距骨の動きなどを改善

    • 筋収縮パターンの再教育
      → エキセントリックトレーニング(着地の衝撃吸収)などで負荷に強い筋肉へ

    • 正しい運動連鎖の獲得
      → 股関節主導のターンアウト、体幹からの動きの連動性を再構築

    • 感覚運動系のトレーニング
      → バランスディスクなどを使い、固有受容感覚を高めて足首の安定性を回復


    まとめ:足首の痛みは「動きの質」の乱れが原因

    バレエにおける足首の痛みは、単なる筋力不足やオーバーユースではなく、「動き方そのものにエラーがある」ことがほとんどです。

    運動学的に分析すると、その痛みの原因は:

    • 動作の順序や筋の使い方の誤り

    • 本来担うべき筋・関節が働いていない

    • 他の部位が代償してしまっている

    といった“運動パターンの崩れ”にあります。

    整体・トレーニング・再教育を通して「正しい動作パターン」を取り戻せば、痛みの軽減だけでなく、より美しく・しなやかなパフォーマンスが実現できます。

Holistic Body Care(ホリスティック ボディ ケア)
兵庫県神戸市東灘区住吉宮町7丁目2-9 ユーロハイツ住吉101
078-200-5885