足根管症候群(足首内側の痛み、足底の痛み、感覚障害)
足根管は、足首のうちくるぶし下にある部位で、
神経と血管が通っているトンネルのようなところです。
捻挫や、足首の捻じれ、などによりこのトンネルが狭くなり、神経等が圧迫されて症状がでるとされています。
うちくるぶしの下を圧迫したり、指先でたたいて症状が出る場合はチネルサインが陽性となり足根管症候群が疑われます。
足底のアーチがつぶれた外反足では、このトンネルが狭くなり症状が出やすくなります。
症状の改善には、ふくらはぎの柔軟性の改善が大切です。
トンネルの一部を構成している屈筋支帯は下腿屈筋膜の連続した組織なため、下腿三頭筋とも関係があるからです。
そして足底内側アーチを持ち上げるための、重心コントロールや内転筋、股関節の機能改善が必要となってきます。
足底版が効果を出すのは、これらが正常になってから、はめることで、初めて意味が出てくるのです。
ズレたままの足底版は逆効果なので注意しましょう。
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